今年度の性教育授業が終わりました

新垣です。

3月18日に今年度最後の性教育授業をさせて頂きました。
授業数を数えてみたら、この1年で35回。生徒数は約2500人。ずいぶん沢山の方が私の話を聞いてくれましたね。

2015年から授業を始め今年で10年になりますが、やればやるほど性教育授業は奥深く難しい。
時代も子供たちも、そして自分自身も変化する中、ベストを探して試行錯誤する日々でした。恐らく今後もずっとそうだと思います。

性教育の授業後には子供達から色々な質問が出て、それに答えるのが楽しみです。今年度もらった質問の中から1つご紹介します。
小学5年生からです。どうして私は性教育をしているのだろう、と改めて考える機会になった質問です。

Q. 先生はなんでぼくたちに,せいのことをおしえようと思ったんですか?
A. じゅぎょうはどうでしたか?はずかしく感じるような内ようもあったかもしれませんね。でも、せいのことを知ることはとても大事で、自分がどうやって生まれてきたのか、どうしてここに生きているのかを知るてがかりになります。また、プライベートゾーンやせいのぼうりょくのことを知ると、自分を守れるようにもなります。だから、せいのことを話せる先生が必要です。私は、学校からせいのことを話してくださいとお願いされ、いいですよ、と引き受けていたら、今みたいにたくさんの学校でお話しするようになりました。せいのことを話すのは、みんながイヤな気持ちになっていないかな、聞くのが大変じゃないかな、と気を使います。聞きたくないと思っている子がいることも知っています。でも、できるだけ早い時期に正しいせいのちしきを持つことが、みんなのためになるということも知っています。だから、なるべく楽しく学べるようにがんばっています。

これからも試行錯誤しつつ頑張ります☺️