翻訳機のこと
新垣です。
当院は、外国人の患者さんが比較的多く来院されます。
日本語が話せる人もいますが、中には日本に来て日が浅い方や旅行者の方もおられ、全く日本語が通じないこともあります。
英語なら(下手だけど)少し話せるので何とかやりとりできますが、その他の言語だとまったくわかりません。パソコンのGoogle翻訳に入力してこちらの考えは伝えられるけど、相手の言いたいことは十分にわからないことが多いです。私は1年だけスイスに住んだ経験があり、当時、言葉が十分通じない所で病院に行くのがもんのすご〜く不安でした。当院を受診される外国人の方も同じ気持ちだろうと思います。安心して受診してもらえるためにいい方法がないかなあ、と考えて。
この度、双方向の翻訳機「ポケトーク」を購入しました。
日本語で話すと相手の言語に翻訳され、相手の言語で話すと日本語で翻訳されるすぐれもの。
多くの言語に対応しているので、これがあればスムーズに外国の方とコミュニケーションが取れるはず!
と、大いに期待をして購入したのですが、日常会話はおおむね正確に聞き取ってくれるけど、医学用語はイマイチでした。
例えば「子宮筋腫」は

「子宮禁酒」。
「子宮腺筋症」は「子宮千金症」、「膣からおりものが出ます」は「地図から折り物が出ます」「秩から折り物が出ます」「父から折り物が出ます」。
私の函館弁のせいかと思い、色んなイントネーションでためしてみましたが変わりなし。なまりのせいではなさそうです(多分)。
まず、ポケトークがわかりやすい日本語を話す練習をしなくちゃなりません。