子宮頚がんワクチン・キャッチアップ接種〜10月以降の接種開始でも間に合います

新垣です。子宮頚がんワクチンのキャッチアップ接種が残り半年となりました。9月に入ってからは接種を希望される方が更に増え、今日までの約1ヶ月間で80人ほどが当院にいらっしゃいました。

そしてここ最近、迷っていたけどやっぱり接種しようと決めて下さった方から「10月になったらもう打てないの?」という問い合わせを多く頂きます。

子宮頚がんワクチンの接種間隔は、1回目から2ヶ月あけて2回目、2回目から4ヶ月あけて3回目というのが標準で、3回接種するのに半年必要と言われていますが、その間隔での接種が難しい場合は、1回目から1ヶ月あけて2回目、2回目から3ヶ月あけて3回目=4ヶ月で3回接種、というのも可能です。

また、ワクチンは1回・2回だけの接種でも子宮頚がんの予防効果があるため、3回の接種を完了できないとしても、打つ意義が十分あるのです。

「ワクチン打ってみようかな」はもちろん、「とりあえず話を聞いてみたいな」もOKです。お気軽にご相談ください。

来年3月までの無料期間にできるだけ多くの女性に接種をしてもらい、子宮頚がんで苦しむ女性を1人でも減らしたい。

対象となっている1997年度より遅く生まれた女性の皆さん、自分には関係ないと思わず、今一度ワクチン接種について考えてみて下さい。