子宮頚がんワクチン、どれを打ったらいいの?再掲

新垣です。

子宮頚がんワクチンは3種類あり、対象の女の子達にはワクチン全種類の問診票を送っている市町村があるので、一体どれを打ったらいいの??と悩んでしまう保護者の声を聞きます。

以前にも記事を書いたのですが(2023.7.15)、これ、全然迷わなくてOKなのです。これから接種を始めるなら、今現在あるワクチンで一番子宮頚がんの予防効果が高い「シルガード9」を打てばよし。他の2つのワクチン(サーバリックス、ガーダシル)の子宮頚がん予防効果は70−80%なのに対し、シルガード9では90%!で、ほとんどの子宮頚がんを防いでくれるすぐれものです。

シルガード9は自費で接種する場合は3回接種で約8〜10万円もする高価なワクチンなので、ぜひ無料で接種ができる小6〜高1のうちに接種しましょう。家に通知が届いていなくても、対象年齢なら接種ができます。問診票が手元になくても、病院にありますから、そこで記入すればOKです。(母子手帳があれば、ご持参下さい。接種証明のシールを貼ります)

また、来年3月まではキャッチアップ接種によって1997年4月2日〜2008年4月1日(現在の高2)の女性は無料接種ができます。あと1年をきったキャッチアップ接種。対象年齢のみなさん、この機会を逃さずに打っちゃいましょう!

安全なワクチンですから、安心して接種してくださいね。

函館市で子宮頚がんワクチンを接種できる医療機関はこちら(当院でも接種できます)