子宮がん検診のススメ

新垣です。

先日、函館の総合病院の先生とお話させて頂く機会がありました。

その際に先生が話されていたのが、最近数人の方が、子宮頚癌が進行し、手の施し用がない状態で見つかっているということ。

進行した子宮頚癌は、何年も子宮がん検診を受けていない方にみられることが多い。だから、普段から子宮がん検診を受けておくことがとっても大事。「もっと多くの女性に子宮がん検診を受けてほしいなあ」と先生。

私の経験でも同様で、定期的に検診を受けている人に進行癌が見つかった経験はありません。初期で発見し、小さな手術で完治できることがほとんどです。

症状がないから大丈夫、ではないのが子宮頚癌です。不正出血という症状が出た時には進行癌になっている可能性が高いから、症状が何もない初期のうちに検診で発見しておきたい。

検診の間隔は2年に1回でOKです。函館市などは2年に1回検診金額の一部を負担してくれますから、ぜひ市の検診を利用しましょう。函館市で検診を受けられる病院はこちらです。当院の名前はまだ書かれていませんが、当院でも実施できます。

今年度、函館市・北斗市・七飯町の子宮がん検診の対象者は西暦偶数生まれの方です。町からのお知らせは届きませんよ。実施医療機関を受診して頂ければ、そこで記入用紙があります。無料クーポン対象の方には町からクーポン券が届きますから、そちらを持って医療機関を受診しましょう。

女性の皆さん、どちらの病院でも良いので子宮がん検診を受けましょう。そして、女の子たちは子宮頸がんを予防できる子宮頚がんワクチンも受けましょう。(子宮頸がんワクチンについてはこちらを参照)