性教育の質問から〜市販の痛み止め、どれがおすすめですか?
新垣です。高校生からの質問ですが、市販の痛み止めは何がいいのかわからないという方に役立つかと思い、紹介します。
※全くの個人的意見です。他の痛み止めが効かないとか良くないということではありません。
※高校生が飲む薬は大人と同じと考えて良いですが、15歳未満は飲める薬が違います。15歳未満はこちらの記事を参照して下さい。
Q:生理痛の薬は、どれがおすすめですか?他にもどのような所を見て買ったらいいなどあったら教えて下さい。
A:質問をありがとうございます。市販薬は色々な種類があって迷ってしまいますよね。市販薬は病院で処方する痛み止めと比べると、含まれる痛み止めの成分量が少ないので十分効果が出ないこともあります。その中でも効果が高いと思うのは①ロキソニンS:病院で処方するロキソニンと同じ成分で、鎮痛効果がしっかりある薬です。②エルペイン:イブプロフェンという痛み止めと、ブスコパンという子宮の収縮を弱める成分が入っており、鎮痛効果を高めます。市販薬を買う前にチェックしてほしいことは、眠くなる成分やカフェインが入っているかどうかです。これらは痛み止めの効果を高めるために含まれているのですが、人によっては眠くなってしまったり不要なカフェインを接種することになってしまいます。眠くなる成分で使われているのはブロモワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素です。参考になると嬉しいです。市販薬の効果があまりない時は、気軽に婦人科に相談に来て下さいね。