更年期障害の市販薬②〜ルビーナのこと

新垣です。更年期障害の市販薬についてお話、第2弾。今回は「ルビーナ」について。

ルビーナを試してみました、という声もよく聞きますが。ルビーナも命の母と同じく漢方薬で、病院から処方される漢方の四物湯と苓桂朮甘湯を合わせた配合になっています。四物湯は、血の巡りを良くして体を温める効果があり、体力がない人によく使われます。苓桂朮甘湯はめまいやふらつきを改善します。ですからルビーナは、体力がなく、めまいがつらい女性に適しています。反対に、体力はしっかりあって、めまいがない方は効果を感じにくいかもしれません。

命の母の回でも書きましたが、漢方は何ヶ月も効かないと効果が出ないというのは間違いで、効く漢方は数日〜数週間で効き目を実感します。ですから、1ヶ月試しても効果を感じない時は「効かない」と判断して大丈夫。その場合は、他の市販薬を試すのも良いですが、婦人科に相談するのもおすすめです。婦人科ではあなたに合った治療法を一緒に考えます。気軽に受診して下さいね。

次回第3段はエクオールについてです。エクオールの記事を書いているうちにちょっと試したくなったことがあるため、記事のアップまでしばしお待ち下さいね。

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