性教育授業の質問から

新垣です。今回は性教育授業の後に生徒から頂いた質問と私の返事を紹介します(内容は少し変更しています)

「生理痛が強いからピルをもらいに婦人科に行きたいけど、親に市販の薬でいいと言われてしまいます。市販の薬が効かないので自分はピルを飲みたいですが、1人で産婦人科に行ってもいいですか?いいなら、持っていくものを教えて下さい(中3・女子)」

A. 生理痛が強くてつらいんですね。市販の痛み止めでも効くならそれでいいけれど、効かないくらい強い痛みなら婦人科に相談するほうがいいです。ピルは女性ホルモンという成分からできている生理痛が楽になる薬で、14才から内服ができます。あなたはもう自分の飲む薬は自分で決められる年だけど、ピルは飲み始めに吐き気などの副作用が出ることがあるから、保護者にも了承をもらってから使う方が良いと思います。でも、どうしても保護者の方が婦人科受診をOKしてくれないのなら、一人で来ても大丈夫ですよ。受診する時は保険証とこども医療費受給者証を持ってきて下さい。こども医療費受給者証があれば、お金はかかりませんよ。生理痛の治療薬にはピルだけでなく他にもあるので、あなたに合う薬を一緒に相談しましょう。

窓から聞こえる鳥の声に耳をすますやまちゃん