陰部の痛み・かゆみ・おりものの異常を引き起こす以下の疾患の治療を行っております。
お気軽にご相談下さい。
カンジダ膣外陰炎
真菌のカンジダ菌が原因となり、外陰部のかゆみやおりものの異常が起こります。
治療
膣錠(1回投与法、連続投与法)
軟膏(抗カンジダ軟膏、かゆみを取るステロイド軟膏)
内服薬(フルコナゾール150㎎1回投与)
再発予防治療
上記の治療を行ってもすぐに再発される場合、当院では再発予防治療として内服薬のフルコナゾール150㎎を72時間おきに3回内服後、週1回6か月間内服する方法を行っています。。再発予防効果は内服中のみで、内服をやめると50 %以上が再発しますが、その場合はさらに6‐12か月間、フルコナゾール150㎎を2~4週に1回内服内服します。保険適応はなく自費となります。
価格 | |
フルコナゾール150㎎ | 準備中 |
細菌性膣炎
皮膚にいる菌や便にいる菌などが膣内に入りこんで炎症を起こし、おりものの異常やひりひり感が起こります。抗生物質の膣錠や内服で治療を行います。
トリコモナス膣炎
トリコモナス原虫が原因となり、外陰部のかゆみ、灼熱感、おりものの異常を起こします。性行為での感染の他、温泉などで感染することもあります。
【治療】
内服薬(チニダゾール2000㎎1回投与・チニダゾール400㎎7日間内服・フラジール1500㎎1回投与・フラジール500㎎10日間内服)
膣錠(フラジール膣錠10日間)
外陰ヘルペス
単純ヘルペスウイルスが原因となり、外陰部のできもの、痛み、かゆみ、おりものの異常を起こします。性行為で感染します。感染して数日後に症状がでる場合(初感染で初発)、症状は出ないで体にひそみ、数か月から数年経ってから症状が出る(非初感染で初発)場合、初発症状がでた後に症状が繰り返す(再発)場合があります。初感染で初発の場合は症状が重いことが多く、外陰部のできもの(潰瘍)の数が多く、痛みが強いために椅子に座ることができなくなる・排尿ができない・発熱などが起こることがあります。非初感染で初発や再発の場合は症状が軽いことが多いです。