子宮腺筋症とは

子宮内膜に似た組織が子宮筋層内にできてしまう病気を子宮腺筋症といいます。子宮腺筋症ができると、子宮全体または一部の子宮筋層が厚くなり、子宮が大きくなります。30代~40代の出産経験のある人に多くみられますが、20代や妊娠経験のない人にも認めます。女性ホルモンの分泌が減少して閉経すると症状は治まります。

症状

・過多月経(生理の量が多い)
・貧血
・生理痛
・腰痛 など

治療

無症状の場合は治療の必要はありません。
生理の量が多い、生理痛などの症状や貧血がある場合は、女性ホルモン治療、貧血の治療、手術療法などを行います。